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はじめての確定申告

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はじめて確定申告なるものをしてきました。
分からなくて調べたこと&聞いたこと、
見事にハマって1年目は断念したことなどをまとめました。

 

目次

 

申請方法

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」で申請書類を作成するとして、
その申請(提出)方法には、e-Taxと書面での提出の2種類あります。
最近は e-Tax というものを見聞きする機会も少なくないので、
やってみようかなと思う訳ですが。

e-Tax までの道のり

e-Tax を用いて書類を作成・申請するまでの準備の大まかな手順です。
http://www.e-tax.nta.go.jp/ より)

  1. 利用環境の準備・確認
  2. 電子証明書の取得
  3. 開始届出書の提出
  4. 利用者識別番号等の取得

2つ目の電子証明書というのは、ネット越しのデータのやり取りに際して、
送信者とそのデータの真正性を保証する仕組みです。
確定申告では10程度の発行機関の証明書が利用できるようですが、
ザッと見たところ、地方自治体による公的個人認証サービス(マイナンバーカード)以外は、
年間1万前後の手数料が必要になりますので、
多くの人にとっては事実上マイナンバーカードの一択になると思います。

ところがこのマイナンバーカードの発行ですが、問い合わせてみたところ、
制度開始から日が浅いことも手伝ってか、
申請から発行まで2ヶ月以上必要と言われました。
つまりそろそろ確定申告だな、と思って準備を進めていたのでは、
当年度の申請には間に合いません。

私もこれにハマってしまい、当初は e-Tax による申請も考えていたのですが、
早々に断念して書面での提出にせざるを得ませんでした。
今年度も引き続き確定申告が必要そうですので、
次こそは e-Tax にトライして、ご紹介できればと思っています。

という訳で、e-Tax は開通してしまうと多少手間が省けラクなのでしょうが、
開通する前にはそれなりの手間と なにより準備時間が必要です!
 

書面での提出

ということで、事前の準備時間が十分でないと、
書面での提出になる訳ですが…

税務署に郵送しても良いし、直接持ち込んでも構いません。
私の場合は初めての確定申告の割に多少ややこしい案件でしたので、
事前に税務署に下打ち合わせといいますか、相談に行っていました。
そしていざ書類を準備して、念のためその場で確認してもらおうと、
税務署に直接書類を持ち込んだのですが。。。

なんと、2月中旬からの確定申告のシーズンが始まると、
メインのブースは別の会場に開かれていて、
書類を確認して可・不可を判断できる職員の方は皆そちらに出向いていて、
税務署はあまり具体的な判断や助言ができないスタッフのみになっていました。
もちろん書類の提出自体はできるのですが、
結局わざわざ時間をかけて税務署に赴いても
郵送のとほとんど変わらない格好になっていましました。

という訳で書面の提出に際し、(特に初めてだからと)持ち込みを検討される場合は、
特別に確定申告の催しのようなものが行われていないか、
他にメイン会場が無いか確認した方が良いでしょう。

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証明書類

  • 源泉徴収票(原本)
  • 「マイナンバーカード or 通知カード+顔写真入り身分証(免許証など)」のコピー
    配偶者や子供など扶養家族がいる場合、
    その人たちのマイナンバーは書類に記入する必要がありますが、
    証明書類として必要なのは申請者のもののみです。
    (3歳の子供のマイナンバーなんてそもそもなぜ必要なのか皆目理解できませんが)
  • 社会保険料等の控除証明書等(含、納付領収証)
    ただし全ての保険料を納めた自治体が、確定申告を行う自治体と同じ場合、
    これらの書類を提出する義務は無い
    そうです。
    また「消えた年金」が起こらないとも限らないので、
    支払った証明書の原本を手元に残せるのはちょっと安心です。
  • 他、収入・支出を証明する書類
    例えばふるさと納税の寄付金受領証明書など、
    確定申告への提出を主な目的とした証明書類以外は、
    証明書類のコピーの提出だけで済みました。
    (任意継続保険の領収書、海外からの送金の通知など)
     

納付方法

現金、振替、電子納税、クレジットカードがあるようです。
納付期限は 3/15 です。(確定申告の申請期限だと勘違いしてましたが)
 

クレジットカード

まずクレジットカードによる納付を検討。
なんと、1万円毎に 82円 の手数料 が掛かるそうです。
無いわー。
 

電子納税

じゃあ、電子納税は?
インターネットで済ませられて便利そうですが、e-Tax が必要だそうです。
無いわー。
 

振替

申請書類を税務署に持ち込むと、これを強烈にプッシュされました。
まぁ回収漏れが少なくなるのが向こうにとっては良いのでしょう。
でも、わざわざマイナンバーと銀行口座をセットにしてお役所に教えるなんて、無いわー。
(所得隠しとかをする気はありませんけど、役所は既にマイナンバーの情報漏らしてますしね。。。)
 

現金

まぁ仕方ないので現金納付を調べてみると、

コンビニエンスストアで納付(納付税額が30万円以下の場合)する場合には、税務署窓口でバーコード付き納付書の交付を受け、現金にその納付書を添えて、納付してください。

これならセブンイレブンで nanaco(クレジットチャージ)で払えるので良さそう!

と思ったのですが、この「バーコード付き納付書」というのがクセもので、
発行するのに申請から1月ほど掛かるそうです。
しかも今回は、初回なので私個人に「整理番号」が振られていないため、
さらに時間がかかりとても今年度中には発行できないそうです。
無いわー。

コンビニ支払いしたければ、2年目以降の早い時期に申請を済ませる必要がありそうです。
という訳で、私は今年は泣く泣く郵便局で現金納付してきました。
 

市町村などの地方自治体への申告は別途必要?

ここまでは国税:所得税の確定申告について触れてきましたが、
この確定申告を済ませた方は、改めての市町村などへの申告は不要です。
税務署から市役所などへ情報が回るようです。

逆に、これはよく勘違いされているし、よく指摘されていますが、
サラリーマンなどで年末調整されている人のうち、雑収入が20万未満なら、
所得税の確定申告は不要ですが、市町村への住民税の確定申告は必要です。
(一方、雑収入が20万以内であっても、外部収入など年末調整がなされていない場合は、
 この20万以内の雑収入を含めて申告が必要)

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